お盆の飾りつけ方

お盆(8月13日~15日)とは、亡くなった方(ご先祖様)が里帰りをする風習の事を言い、各家では精霊棚を設け、ご先祖様にご飯や水等を供え、「おもてなし」をします。

■お盆セット

精霊棚に敷く「お盆セット」です。
スーパー・ホームセンターで400円位で売っています。

■迎え火・送り火

8月13日の夕方、玄関前で迎え火を焚きます。
8月15日の夕方、再び送り火を焚きます。

■精霊棚

13日の夕方迎え火を焚き、仏壇の前に精霊棚を設けます。
仏壇より位牌・花・線香鉢・ろうそく立てを出して、上記の様に設置します。

お供え物は、水・ご飯・そうめん・夏野菜・水ようかん等、生前に故人が好んだ物をお供えします。

できる限り毎日お供えしましょう。

「キュウリの馬」に乗って里帰りし、「ナスの牛」に乗って再びあの世に戻ります。

■「おしょろいさん」

15日夕方送り火後、「まこも」と呼ばれる敷物に馬・牛・花等を巻いて、上記の様にひもでしばります。その時に古くなった塔婆・お札等も一緒に巻いて下さい。

これを通称「おしょろいさん」と呼び、昔は川に流し供養しました。

今は15日夕方お寺の精霊送りに持参し供養をします。