真光寺 秋彼岸開催のお知らせ

前略、下記の通り秋彼岸法要を行います。

混雑が予想される為、前半後半と分けて行います。

日時:平成30年9月24日(月/祝)

前半の部:法要 午後1時から2時30分

後半の部:法要 午後3時から4時30分

※最終受付時間は午後3時45分です。

場所 真光寺本堂

供養料 1件につき5千円

※彼岸法要は受付順にお勤めさせて頂きます。

※都合の悪い方はご連絡下されば、当方にてお勤めさせて頂きます。その際の供養料は後日、お寺までお届けください。(電話052-611-0406)

※駐車場はございますが、台数に限りがございます。誘導係の指示に従ってください。

弘法大師御正当

5月5日(土)、弘法大師さまの命日の前日に
弘法大師御正当の行事が執り行われました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

これにちなんで、弘法大師さまの生涯を簡単にご紹介したいと思います。

空海は讃岐(現・香川県)の郡司の家に生まれました。郡司とは地方の役人のことで、元々それなりの身分があったことになります。そのおかげか、早いうちに京へ出ることができ、母方の親戚から論語他儒学を教わるなど、比較的恵まれた環境にいました。

世俗の学問に限界を感じた若き日の空海は、同時に信仰心も高め、山に入って修行をしながら勉学に励んでいたといわれています。

30歳のとき空海は遣唐使に随行する留学層の一員として選ばれました。

他には既に一定の地位を築いていた最澄や、入唐後日本人唯一の「三蔵法師」になった霊仙(りょうせん)といった高僧がいました。

空海が持ち帰ったものは、経典や仏具などはもちろん、土木技術や薬学、文学など極めて多岐に渡ります。

これは当人も満足していたようで、帰国時の「虚しく往きて実ちて帰る」という発言からも伺えます。

数年して京の都に戻った空海は、持ち帰ってきたものを日本の衆生に役立てるべく、八面六臂の活躍をします。

朝廷の政争に際しては祈祷をし、唐で学んだ文化については書き表し、高野山を賜っては金剛峰寺の元を作り、故郷・讃岐では治水工事を行うなど、世の中の迷える人、苦しむ人の救済と、社会の浄化につくしました。

そして帰国から28年後、空海は、高野山奥の院で仏の世界に旅立ちました。

生きながら仏となり、現在も修行を続けていると言われています。

現在の高野山では、一日に二度食事が運ばれ、毎年3月21日には衣服を交換する儀式が行われています。

節分・立春と旧正月

早いもので、節分をすぎ、立春になりました。

立春とは、旧暦で1年の初めの日(2018年は2月4日)をさしますが、
その日から雨水(二十四節気の第2)までの約15日間をいう場合があります。
立春は二十四節気の新しい年が始まる日です。
その前日の「節分」は大晦日のようなもの。節分に豆まきをするのは、新しい年に向け邪気祓いをするためです。

立春の早朝、禅寺では、入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。
厄除けとして、家の鬼門にこの紙札を貼るご家庭もあります。
「立春大吉」の4文字は左右対称で表から見ても裏から見ても変わらないため、節分の鬼が勘違いをして家に入ってこない(邪気払いできる)といわれています。

立春=2度目のお正月とも言えるのですが、これと「旧正月」は全く別物です。旧正月はこうして決められます。

◆旧正月:旧暦の1月1日を旧正月の元旦とする。
1872年まで日本でも使われていた、太陰太陽歴の中国版を基準とした暦が旧暦。月の満ち欠けを元にした暦です。

月が地球を回る周期と太陽の動きのズレを修正するために閏月(うるうづき)で調整します。このために旧正月は毎年変動。旧暦も載ったカレンダーや手帳を選ぶとチェックができます。

ちなみに2018年は2月16日・2019年は2月5日。
旧正月は中国本土や日本の中華街では春節と呼ばれます。
日本では現在は旧正月にはほとんどお祝い事をしなくなりましたが、
中国を初めアジアの国々や沖縄などでは、
春節は最も重要な祝祭日として盛大にお祝いをしています。

寒い日々が続いていますね。

寒い日々が続いていますね。皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
11月に入り、木枯らしも吹くようになり、一層寒さを感じる季節となりました。

一般的なお寺では、この時期、本堂はすきま風が入り、寒さが堪えるということが多いかと思います。
真光寺は、この時期にお参りなされる方々が寒くないよう心配りをしております。

皆様も風邪など、ひかれませぬように。

真光寺 秋彼岸開催のお知らせ

前略、下記の通り秋彼岸法要を行います。

日時:平成29年9月24日(日)

法要 午後1時から4時30分

場所 真光寺本堂

供養料 1件につき5千円

※彼岸法要は受付順にお勤めさせて頂きます。

※都合の悪い方はご連絡下されば、当方にてお勤めさせて頂きます。その際の供養料は後日、お寺までお届けください。(電話052-611-0406)


晋山式を執り行いました

先日5月5日と6日に晋山式を執り行いました。
当日は、多くの方々にご参列をいただき、ありがとうございました。

当日の様子を写真にてお伝えします。
是非ご覧ください。

(以下、曹洞宗公式サイトより抜粋)

晋山式

晋山式というのは、各寺院において新たに住職となった僧(この方を、「新命方丈」ともいいます。「方丈」とは住職の居室のことで、転じて、その居室にいる人という意味で、住職を方丈とも呼びます)が、その寺院に晋む(=進む)ことです。禅宗寺院は多く山間部にあって山号(=○○山)を持ち、そして、寺院を山ともいうため、「山に晋む式」と書いて「晋山式」としています。簡単にいえば、住職交代式ということです。元々は、「乗り込み晋山」といって、外部から招聘されて、その日当日に初めて各寺院に入ることをいいましたが、最近では、大概、副住職や徒弟として、その寺院に住んでいながら準備を進めて、その山内で内移りをする略法を採っています。

【晋山式(次第)】

・三門法語
新命方丈様が三門(山門)に到着になると、香を焚いて仏道に契った言葉(法語といいます)を唱えて、この三門をくぐる事への見識を述べます。

・大擂上殿
三門をくぐると、出迎えに来た僧侶に導かれて、太鼓が打ち響く中を本堂に入ります。

・仏殿法語
本堂の中央に祀られている本尊に、新任住職として挨拶を行います。

・土地堂法語
仏法と各寺院の建物を護持する神である招宝七郎大権修理菩薩の前にて、寺院の繁栄と檀信徒の家内安全や諸縁の吉祥ならんことを祈ります。

・祖堂法語
中国に禅の教えを伝えた達磨大師に法語を唱えます。

・開山堂法語
高祖道元禅師・太祖瑩山禅師・各寺院の開山・歴代の住職の尊像や位牌が祀られる堂に入り、挨拶します。

・拠室
各殿堂での行持が終わると、新命方丈は初めて自室である方丈の間に入ります。

・視篆
寺院に伝わる数々の印鑑を受け取ると、印刻を確認し、実際に署名捺印する儀式を行います。

 

晋山開堂

各寺院は、当該地域社会の平和と発展を祈るための活動がなされます。そのため、新命方丈は、晋山と同時に本堂を広く開放し、皆様方の信仰、修養の道場とする旨を宣言し、実際に、本堂(法堂)中央にある須弥壇上に登り、まず祈りを捧げる言葉や、報恩の言葉を、香を焚きながらお唱えし(これを香語といいます)、その式に参加している大勢の僧侶達と大問答を展開して、寺院開山以来の厳しい修行の型を示すものです。

【晋山開堂式(次第)】

・空座問訊
新命方丈が出てくる前に、須弥壇上に迎えて尊い教えを受けることを願って、空座ながらも壇上に対して迎えの礼拝を行います。

・新命上殿
太鼓が打ち響く中を、新命方丈が本堂に入ります。

・伝衣搭著
開山以来伝わる袈裟(=伝衣)を著けます。

・新命登座
新命方丈は、説法(=上堂)、問答を行うために、須弥壇上に登ります。

・拈香
はじめに釈迦牟尼仏・高祖道元禅師・太祖瑩山禅師を供養し奉るための香を焚いて、その功徳をもって人々の幸せを祈願します。次に、各寺院の開山・歴代の住職に報恩の香を焚きます。次に、寺院開創に尽力してくれた開基、並びに檀信徒各家の先祖諸霊に供養し、各家の家門隆昌を願って香を焚きます。最後に、仏祖が伝えてきた大いなる正法を、自分に伝授させてくれた師匠(=本師)に対して、恩に報いる焼香をします。

・問訊
問答に先立って、問答の開始を願う礼拝を行います。順番は、まず新命方丈に付き従っている五人の侍者(五侍者)が問訊し、続いて、本堂の大間に立っている東西の両班が問訊します。

・白槌
白槌師が槌砧という鳴器を打ち、「法筵龍象衆、当観第一義」などの句を述べて問答開始を宣言します。

・垂語
新命方丈は話のきっかけとなる言葉を述べて大衆を誘い、ここに大問答が開始されます。

・問答
次から次に大衆が前に出て、新命方丈に対し、仏道の真意や、和尚としての境涯を問う問答を行います。(右写真)

・拈香・結語
問答の終わりに、それまでの祖師方が残された行実を語り、その跡を偲びながら、一連の流れの結びとします。

・白槌
白槌師が槌砧を打って、「諦観法王法、法王法如是」と唱えて、問答終了を宣言します。

・下座
新命方丈は須弥壇から下ります。

・祝辞・祝電

・祝拝
堂内にいる僧達が、説法・問答が円成したことを祝して、礼拝します。

・散堂
終了したので、各自、本堂から出て、自らの居室に帰ります。

晋山式のお知らせ

春も本番、ずいぶんと暖かい日となってきました。
さて、以前にもこのブログでご紹介させていただきましたが、以下の日程で晋山式(しんさんしき)を執り行います。

日時 平成29年5月5日(金)および6日(土)

晋山式とは、古式にのっとって行われる「住職お披露目の式」です。
明治時代まで、寺の住職は独身でした。ですから住職が亡くなったり退任したときは、次の住職を他の寺から招聘することになります。
新住職は、寺のある村に旅をしてやってきます。村に着くと、まず「親元」と呼ばれる住職の親代わりとなる家に行きます。ここで旅装束から新住職の正装に着替え、長い行列を作って寺に向かいます。列には稚児が加わり、これには新住職の進む道を清めていくという役割があります。
新住職が寺に到着すると、待っていた多くの僧侶や檀家さんに迎えられ、本堂に上がります。そして感謝の辞を述べた後、禅問答をして力量が試されるのです。これが晋山式です。

現在では、晋山式は住職に就任した後に行うことがほとんどです。しかし必ず一度行わなくてはならないものと定められています。真光寺現住職もこのしきたりにのっとり、この期に晋山式を行うこととなりました。

また5月6日(土)には晋山式を記念して稚児行列も執り行います。

どうぞよろしくお願いいたします。

真光寺 春彼岸開催のお知らせ

前略、下記の通り春彼岸法要を行います。

混雑が予想される為、前半後半と分けて行います。

一応こちらから指定させていただきましたが、来寺可能な時間帯に来られても構いません。

日時:平成29年3月19日(日)

前半の部 法要 午後1時から2時30分

後半の部 法要 午後3時から4時30分

場所 真光寺本堂

供養料 1件につき5千円

※彼岸法要は受付順にお勤めさせて頂きます。

※都合の悪い方はご連絡下されば、当方にてお勤めさせて頂きます。その際の供養料は後日、お寺までお届けください。(電話052-611-0406)